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鳥山明 桂正和 さちえちゃんグー!!ジャンプSQ

鳥山明と桂正和のコラボレーション漫画 さちえちゃんグー!!が面白すぎる。
まず読んでみる。超一流漫画家二人の製作によるものだけに見事ではある。が、それでは終わらない。
対談の記述が非常に長い。これを読むと10倍楽しめる。いや、目の前が真っ白になるほど驚く。
まず原作担当が鳥山明。詰まるところホっておけば何もしない鳥山明をどうにかしようと茨城編集長が腹案を出した。それが「原作・鳥山明、絵・桂正和」仲のよい二人なら出来ると踏んだ様子。

そこまでの流れだけで、かなりおかしいのに、鳥山明の地がどんどん露になっていく。

まず桂さんが鳥山さんのネームについて「内容がないですね」とクレームをつける。
確かにどう聞いても内容が無い。
淡々と日常風景ばかりだったようだ。僅かな伏線や、重要なストーリー上のフックもスルーする事多し。
出来上がった、マンガの方を読むと想像しやすかった。

鳥山明「漫画で俺は、物語の下らないやりとりが一番好きなんです。で、人間味を表現するのが嫌なの。負けって感じがするんだよね」


確かに必要最小限の表現に留めるところが多かった。
考えてみればドラゴンボールもドクタースランプも深い感情表現は避けていた。
表面的なものに終始していた。
読者は表面的な感情の動きから、内面を類推していただけだったのだろう。
それは作者の意図ではなかった。
これに気づいたとき僕は呆然とした。

鳥山明は、ドラゴンボールのかなりの部分。ピッコロが出たあたりから、もう既に嫌になっていたのかもしれない。

鳥山「悩んでるヤツがかけないんです」


確かにそうだった。この漫画も以前の漫画もそうだった。全てそうだったといってもいい。
この人は書けないんだ。苦手なんだ。

鳥山「俺とは反対に、感動させたくてしようがないんですよ。桂君は」
桂「例えばさちえがアザを気にする場面とか、鳥山さんはとてもドライ。でも僕ら一般常識の人間からすると・・・」
鳥山「なんだよ、一般常識の人間って(笑)」
桂「元気で明るい子でも・・・やっぱりアザを気にして悩みこんだりするよね?だからほんの一言セリフを加えようとすると・・・もう、嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ・・・って(笑)ウエットな女の子を描くんじゃなくて、描写をちょっと入れたほうが読者に伝わるってだけなのに」
鳥山「うん。それは良くわかるって」
桂「その説得だけで2時間ですよ(笑)」



この部分を読むだけでもかなり意見がぶつかってることは判ります。
実際の漫画には二人の妥協点がバランスよく出ていて、この漫画の完成度は二人のコラボレーションによるところが大きいと思われました。

しかし鳥山氏の拘りのポイントの判り辛さたるや戦慄を覚えるほどでした。

鳥山作品の面白さ、つまらなく感じた作品に通底したものは、この対談にかなりの部分現れているのではないかと思いました。
この対談集はどの単行本に載るかは判りませんが必見です。
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